Ｓさんは今年８月に入所された方で、入所する前は２年間自宅で寝たきりの状態で過ごされていました。以前同様在宅での生活がしたいという事だった為、管理栄養士や医務指導のもと栄養や体重管理、さらには作業療法士の先生指導のもとリハビリを行い、在宅復帰を目指しています。今回はそのリハビリ風景を紹介したいと思います。
まずは足首のマッサージを行い怪我の予防をします。次に平行棒に掴まり車椅子からの立ち上がりを５回、さらに立ちあがったらそのままの状態を５秒間キープします。ベッド上での生活が長かった為手だけに力が入り、足で自分の体を支えるという事が難しい様子。
Ｓさんからも、「難しいしとても疲れる。」という声が聞かれていますが、在宅復帰という目標の為、Ｓさんから「リハビリをやりたい」という訴えが頻繁に聞かれ、毎回一生懸命取り組んでいるおかげで立つという動作に慣れ、足に力が入り姿勢よく立つ事が出来るようになりました。
この他にも一人で行えるメニューを毎日欠かさず行っているおかげで出来る事が増え、居室から少し離れた場所まで自走し、他の利用者さんと一緒に話をしながら洗濯たたみを行うなど、様々な事に対し意欲的な様子が見受けられます。
今後もゆっくり焦らず出来る事を増やしていき、一緒にＳさんの在宅復帰を目指して行きたいと思います。
障害者支援施設山郷館くろいし
山郷館黒石グループ事業所一覧
( 入所・デイ・介護・グループホームなど )
少人数で家庭的な生活ができるようユニットでの生活を基本とし、専任のユニット職員が中心となってサービスを提供します(全室個室)。
黒石市八甲64-1
必要なときに安心してご利用いただくため、新たに４部屋増やして定員８名の受け入れができるように整備しました。緊急時の利用にも応えられる居室も１部屋準備しております。
黒石市八甲64-1
ご自宅までの送迎、入浴、排せつ、昼食などはもちろん、屋外での活動の機会をできるだけ多く提供しています(365日対応)。
黒石市大字甲大工町2-2
黒石市内に住宅があり、定員30名で、家庭的な環境の中で生活の支援を行います。夜間支援員を配置して夜間の援助対応も行います。
黒石市柵ノ木2-57
障害福祉サービスや訪問介護等を利用しながら、自らが主体的に生活する住居です。車椅子対応のキッチン・トイレ等の設備があります。
黒石市八甲64-1
幼児期から学童期のお子さんの支援をしています。障がい種別を問わずご利用いただけます。個別学習・運動プログラムを通してお子さんの「できた！」を大切にしています。
黒石市大字中川字花岡41-5
交流の場と、各種活動を準備しています。専門員が福祉サービス等の相談にも応じます。お気軽に立ち寄ってください。
黒石市大字甲大工町2-2
就労に必要な体力や技術の向上を目指して訓練や支援を行っています。クリーニング、清掃、お弁当作りの訓練メニューを準備しています。
黒石市大字甲大工町2-2
